こんにちは、まさおです。
いや~今日もいい天気でしたね。
秋晴れ、行楽日和。
あったかかったし。
久々の本屋は面白かった
久しぶりに本屋へ行ってきた。
どのくらいぶりが覚えてないが、2か月か3か月ぶりだと思う。
面白かった。
で、これで終わってしまうと記事として成立しないので、もう少し書きます。
要約本が多いのは時代の要請か
平日の昼間にも関わらず、思ったより大勢のお客がいた。
雑誌を立ち読みしたかったんだけど、おじさんたちが場所を占領していてできなかった。
自分の興味ある本が並んでいる棚を見ていったのだけど、気になる本が何冊かあった。
面白そうという意味でなくで、「大丈夫か?」というクエスチョンマークが付くという意味での気になる本。
例えば、こんな本が並んでいた。
「世界のエリートが学んでいるMBA必読書50冊を1冊にまとめてみた」
50冊の本の要約を1冊にまとめた本のようだった。ようだったというのは、ざっと見ただけなので。
別の棚には次のような本が。
「世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた」
これも要約本のようだった。
その他にもあった。タイトルは忘れたが、勉強法の本50冊の要約とか。
びっくりするくらい要約本が多い。
確かに、その分野でのベストセラー50冊を要約してまとめたような本を読むと、その一冊で50冊分のエッセンスを得られるような気はする。
気はするけど、50冊読むのと、要約本1冊読むのでは、得られるものが全く違うだろうな。
難しい本を時間をかけて読むことによってしか得られないものはあると思いますよ。
それなのに、「これを読めば短時間でエッセンスが得られるよ」という本が多いのは時代の流れが、ものすごく速いのも一因かもしれないが、安直な人が増えているのかな~と思ってしまった。
いや、もちろん、自分も要約本読んだりしたと思いますよ(覚えてないけど)。
でも、目につくほどたくさん要約本が出版されている現状には「大丈夫か?」と思ってしまう。
あとこんなことも思った。
時間を節約するために、要約本ばかり読んでいるとかえって知的体力が落ちるので、時間をかけて原著を読んでいる人の方が長期的に見ると強いというようなパラドックスになってるんじゃないか、なんて。
そもそも読書に「効率的」とか「無駄のない方法」とか求めない方がいいのではないかと思う。
要約本は時代の要請なのかもしれないが、そういう本を見つけると、何だか味気ない。
「効率化」とか「合理的に物事を進める」という事柄に囚われすぎているような気がして。
おわり