やっぱりこれ梅雨だよね? 老人施設職員の暴力事件は構造的な問題でもあると思う

日記
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こんにちは、まさおです。

やっぱりこれ梅雨だよね? 

毎日雨です。

いつもの7月はこの天気だからやっぱり梅雨だよね。

そもそも梅雨って何を指しているのかあいまいなので調べてみた。

気象庁では「梅雨」を「晩春から夏にかけて雨や曇りの日が現れる現象、またはその期間」と定義している。

だとするとやっぱり梅雨だ。

とにかく、6月、7月で、雨が毎日降っていれば梅雨の定義に当てはまる。

これを調べる前は、梅雨前線が停滞していることが条件に入っているのでは?と勝手に思っていたがそれは入ってなかった。

気象庁フライングしてしまったね。でも、「梅雨明けした」とは言わず、「梅雨明けとみられる」というあいまいな表現をもう何年も前からしているから、こんなもんなんでしょう。

気象庁ですら梅雨明けかどうかわかりにくいような異常気象が続いているというのが実際なんだろうな。

もう10年くらい異常気象だと思うけど。



たまに新聞を見ているとこんなニュースが載っている。

老人施設で施設の職員が入所者の老人を虐待したとか、息子が老親を殴ってけがをさせたとか。

こんなことをする施設の職員や老親を持つその息子はさぞ暴力的でひどいやつなんだろうと、そういうニュースを目にするたびに思ってきた。



自分にも老親がいる。体調を崩し、思うように外出もできない。介護しないと歩けないほどではないが。

その老親が昨日は外出をした。久しぶりだったこともあり、楽しかったと喜んでいたのだが、今日になると昨日の疲れがどっと出たようで、背中とかあちこち痛いとぐちぐち言っている。

体調も良くないし、あちこちが辛くてメンタル的にもかなり疲れているようだ。

つい先日まで入院していたこともあり、今朝はうつ状態にもなっていた。

その老親が朝から自分に当たるのだ。

家の裏庭側の雨どいが詰まって雨水が縁の下へと流れ込んでいるからなんとかしろ、と朝5時に起こされた(実際はほとんど流れ込んでなかった)。

後でやると答えて布団にもぐったら、自分が起きてくるまで大声で愚痴のようなことを叫び続けていた。

起きるしかなかった。

雨どいの詰まりを直し、家に入ると更に小言を言われた。

いわく、雨どいが詰まる前にごみを取っておかないからこうなるとか。まあ、確かにそれはそうなのだが。

雨どいの詰まりの件以外にも、老親が普段は口にしない不満のようなことを連続して言うのでさすがに頭に来た。

壁を思いっきり殴って穴をいくつも開けるくらいの怒りが湧き上がってくるのを感じたが、両手を上に挙げただけで、壁を殴りはしなかった。

その時に上に書いたこと、施設の職員の暴力とか息子の暴力のニュースを思い出した。


施設の入所者や老親は職員や息子を怒らせたくてそういうことをするのではない。

身体的、精神的にかなり不調なお年寄りは、心身ともに苦しいし、少しの不安が何倍にも増幅されて(認知症がそれに拍車を掛けるのだろう)、耐え難いような大きな不安を抱えているのだろう。

その不安を何とかしたいと思うと、今朝の自分の老親のような行動が発生してしまうのではないかと思った。

自分の場合は今朝そういうことが起きただけだが、そういうことが日常的に起こっているとすると、施設職員のストレス、介護する息子のストレスは相当溜まっている状態じゃないかと容易に想像できた。

もちろんそういう状態だから施設の職員が暴力を振るっていいことには絶対にならない。絶対に暴力はいけない。


また、老人施設の職員など介護職は慢性的に人手不足で、かなり無理な勤務スケジュールを組まれてしまって、疲れも相当溜まっているだろうな、とも思う。

更に、介護職は人手不足なので、ミスマッチな人材が職員として採用されている場合も結構あるのではないか?全く介護職に向ていない人を採用せざるを得ない状況があるのだろうな。

そういういくつかの要因が重なり合って施設職員の暴力事件が生まれるんだろうなと思った。

暴力を振るう施設職員が悪いのは当然だが、そういう構造的な問題があるなあと思った。

何とかならんかなあ。構造的な問題を、全部、一個人の責任にしようとする世間の風潮も問題だと思うし。

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