気の発見

日記
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こんにちは、まさおです。

いやー、今日は涼しいですね。

涼しいなんて思うのは何日ぶりだろう? なんかずっと1か月くらい暑い日が続いているような気がする。

梅雨明けしたのが28日だから、せいぜい1週間くらい「暑い」「暑い」と言っていたに過ぎない。

とにかく今日は暑くなくて楽です。

ずっと雨でもつまらないが、毎日35度以上の日々よりはいいと思う。


そういえば、図書館で借りてきた本の話。

「気の発見」という本を借りてきた。

小説家の五木寛之さんが気功家の望月勇さんと対談する本。

「気」についての本なんだけど幅広い話題で面白い。

日本人は「気」というものの存在をなんとなくわかるのだけど、欧米人はその存在を否定するとのこと。うさんくさいから。

日本語には「元気」「気力」「嫌気」「気象」…のように「気」が付く言葉がいくらでもある。

だから、「気」は日本人には身近な存在だ。普段意識してない人がほとんどだと思うけど。

ロンドンから東京に気を送って治療する話とか、祈りによって小麦の収穫が増える話とか信じがたいような話もいくつも載っていた。

自分はそういう話を信じる方だ。

人によってはインチキだというだろう。

科学一辺倒の現代世界で「気」はうさんくさいものとして扱われている。

特に西洋人はそう思っている。

でも自分はそういうものあると思う。

科学的には証明されてないものを排除する方向で文明が進んでいくのは損だと思うんだけど。

そもそも宇宙の仕組み自体がよくわかっていない。現代科学では。

気のようなよくわからない存在は十分あり得ると思う。


科学一辺倒、データ重視、エビデンス重視、全部ひっくるめて言うと「目に見える世界だけの重視」だと、あんまし良くないと思う。

そんな未来は嫌だなあ。

ただ、そうはならないような気がする。本能的にそうなるのを回避すると思う。

人間はやっぱりどこまでいっても動物で、ちょっと賢いくらいの猿に過ぎない。

その猿たちが適当になれ合いながら、うまく世界情勢が進んでいけばいいと思っている。


本書にも書いてあったが、欧米人の思想の根本はキリスト教で、日本人はアミニズムだ。

欧米人は自然環境をコントロールしようとする。もっと言うと征服しようとする。

日本人は、自分たちも自然環境の一部で、自然とうまく調和してやっていこうという考え方が多いと思う。

自然をコントロール、征服するという根本思想が現代世界の環境問題の根本原因だというようなことも書いてあった。

自分もそう思うなあ。

東洋的なアニミズム的な、自分も自然環境の一部だとする、ホーリスティックを重視する考え方がますます重要な時代になっていると思う。

人間は万物の霊長で他の一切をコントロールしてもいい存在だなどという思想は思い上がりだと思う。

人間はどこまでいっても、ちょっと賢い、いい加減な猿だと思います。



この本を読んで久しぶりに上に書いたようなことを考えた。

本を読むといろいろ考えるね。

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