こんにちは。まさおです。
雨はふらないはずだが
最近は雨が多い。
雨が降った日に知人がよくこういっているのを耳にした。
「今日は雨が降らないはずだが」と。
どうも前日の天気予報が「明日は晴れる」と言ったのをテレビで見ていたようだ。
天気予報が「明日は晴れる」というと「晴れ」になると思っているようだ。
こういう人を他にも目にしている。
「天気」は予報がなんと言うかに関係なく、晴れたり雨が降ったりする。
当たり前の話だ。「天気」が予報を見て、それに合わせて雨を降らせたりしているわけではないのだから。
予報が先でなくて、「天気」が先である。
こういう人が増えたのは天気予報の予測精度が高くなっているからだろう。
天気予報が「晴れ」だと言えば晴れることがほとんどになっているからだろう。
でも予報はあくまで予報である。
例えば「明日は運動会ですよ」というような感じでの「明日は晴れですよ」ではない。
風を感じる
天気がどうなっていくか一番教えてくれるのは「空」自体だ。
風が吹いてきたとか、今までより空気に湿気が多くなった気がするとかそういう情報も天気がどうなるか教えてくれる。
そういう事実、情報を無視して「天気予報が今日は晴れといったから大丈夫」と洗濯物を屋外に干し続けている(空を見ると今にも雨が降り出しそうなのに)、というようなことは何かおかしいなあと思う。
天気予報の予測精度が高くなった。そのこと自体はいいことだと思う。
でも自分たちでも空を見たり、風を感じたりできるのに(1次情報)天気予報という抽象化された情報だけを重視してしまうのはどうなのか?と思った。
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