適材適所が効率化

日記
スポンサーリンク

こんにちは、まさおです。

効率化することがいいことだと言われている世の中。無駄なことをしないのがいいことだと言われている世の中。

無理に無駄なことをする必要はないと思うが、結果として無駄と思うようなことになってしまうこともある。

この無駄と思える結果を次に何かするときの材料とすれば無駄にはならない。

そういう意味で無駄は存在しない。

以前読んだ本に次のようなことが書いてあった。

文化財の修復をしている人の話。昔の着物とかの修復をするときに当て布が強すぎると、修復しようとしている布が破れてしまうとのこと。

同じくらいの強さの布を当てないとうまくいかないらしい。

この話、人間についてもそうではないかと思った。

うつ病になったり、精神を病んでしまった人に対してカウンセリングをする人が強すぎる(強すぎるとはどんな感じなんだろうか?「頑張れば何でもできる」とか言って無理をさせる感じだろうか?)と病気が治らないのではないか?

たたき上げで自分の力でのし上がってきたような人はそのこと自体はすごいと思う。

でもこのような人がカウンセリングとかサポートに回ったときにかえって悪影響を及ぼしてしまうのではないかと思った。

逆に少しのことでうつ状態に陥ってしまうような人はいいカウンセラーやサポーターになれるのかもしれないと思った(もちろんそういう職業になる訓練が必要だが)。

少しのことでうつ状態になってしまうことは一見すると無駄なことに思える。

でも、必要なところに必要な人が配置されたとき無駄と思われていたことが無駄でなくなる。

そういう意味での適材が適所で働ける世の中。

それが効率化ということではないかと思った。

タイトルとURLをコピーしました