こんにちは。まさおです。今日はあったかいですねえ。
最近「メタバースとは何か ネット上の『もう一つの世界』」という本を読んでいます。
それについて書いています。
「メタバースとは何か ネット上の『もう一つの世界』」。今年1月に発売された本。結構売れているようだ。
メタバースに世間が注目しているのがよくわかる。
最近、仮想現実関連の本を読んでいるが、この本も仮想現実の説明の本。
仮想現実は大別すると2種類とのこと。
一つは現実を忠実に模倣しようとする流れ。疑似現実とでも呼べるもの。
もう一つは新しいものを作るのだから現実離れした空間を作ろうという流れ。これをメタバースと本書では呼んでいる。
これまで欧米のIT開発会社は疑似現実の流れで来ていたが、最近はメタバース方向へと舵を切っている。
日本はずっとメタバースの方向で仮想現実が進歩してきたそうだ。
FF14とかのネトゲは言ってみればメタバース。FFなどのゲームコンテンツを開発してきたことが日本のアドバンテージらしい。
ただ、メタバースプラットフォームの開発では遅れを取っている。
メタバースというのはネトゲのようなものだと言われてなんとなく、どういうものかわかった。
自分はネトゲをやったことはないが、友人がやっているのをちょっと見たことがある。
もう15年以上前だと思うが。
多分FFだったと思うが、画面上のキャラが全部、どこかの誰かが操っていることを知って衝撃を受けた。
友人が操っているキャラが別のキャラとチャットで会話してモンスターを倒しに行くところも見た。
RPGはここまで進歩していたのかと驚いた。
SNSはつながるツールではなくて、似たような人を集めて居心地よくコミュニケーションをするツールなのだそうだ。
自分はほとんどSNSをやらないのでよく知らないのだが。そうらしい。
メタバースというのは本質的にはSNSと同じようなもので、同質な者だけの居心地のいい空間を作ることを目的としているそうだ。
現実社会で疲れてもメタバースに行けば元気になる。そういう空間らしい。
また、メタバース内で遊ぶだけでなく稼ぐこともできるらしい。
食事、排泄、睡眠以外はメタバースで過ごすことができるようになるかもしれない。
何だかすごいことになってきているが、ネトゲを昔からやっている人はそんなに衝撃を受けたりしないだろうなあ。
現実は問題だらけで、面倒くさいからメタバースに逃げるという方向だけでなく、メタバースの世界が素晴らしいからリアルでそれなりに楽しんでいる人もメタバースに長時間滞在するという時代になるらしい。
そういう魅力的な世界だそうだ。
おわり