こんにちは、まさおです。
最寄りの書店に行ってきた。書店内の定点観測である。
以前、誰かが言っていた。
書店に並んでいる本の背表紙をザーッと眺めると世の中の動きがわかると。
たしかにそのような気もするので時々そうしている。
副業に関する本が増えたと思った。
ユーチューブ、メルカリ、株、FX、せどりなどなど。
このようなものは以前から存在していた。自分もせどりをやろうと思ったことがあった(面倒くさかったのと、ほんの少しの後ろめたさがあった。)。
最近は見ないが昔、たまにブックオフへ行くと、せどりをしている人がいた。
右手の袖の下にバーコードリーダーを忍ばせていて、書棚の端から1冊づつ本を取り出し、本のバーコードに赤い光を照射していた。
その人の傍らにあるかごには山のように書籍が積まれていた。
自分は書棚を左上から右下まで、端から端まで本の背表紙を眺めたいのでそういう人が陣取っていると少し邪魔だなあと思ったが、別に悪いことをしているわけではないし、どいてくださいとも言えない。
その人がチェックし終えるまで別の棚を眺めていた。
そのせどりをしている人が1冊づつバーコードを照射する姿は少し鬼気迫っているように見えて少し怖かった。
実際にそういう姿を見て自分でせどりをしようとは思わなくなったのだが、もちろんその人にはその人の事情があってそういうことをしていたのだろう。
今は面倒でなければ自分もやってみようと思っている
その人がせどりをしている姿は3回くらい見たが、最近は見なくなった。
多分自分がブックオフに行く時間帯をずらしたのが原因だと思う。
何について書いていたのだったか? せどり、ユーチューブ、FXなど副業についての本が増えたことを書いていたのだった。
現在コロナ禍により働けなくなってしまったり、収入が減ってしまったりという人が増えている。
現在の世の中の状況を反映して副業にスポットライトが当たっているのだと思った。
上に書いたようなもの、せどり、ユーチューブ、メルカリetcはコロナ禍以前であったらどちらかというとあやしい、いかがわしい商売として見られていたような気がする(自分はそう思ってなかったが)。
それらのものがここへきてそのいかがわしさがいくらか薄れいくらか市民権を得てきているなあと思った。
週刊誌などもザーッとページをめくるだけだが、それでもなんとなく今の社会状況がわかる気がする。
今、バブル期以来の株高で、「株で儲けよう」という類の記事が目についた。
上に書いたように副業がもてはやされるくらい収入が減っている人がたくさんいると思われるのに株価は上がっている。
株についての仕組みはよく知らないまさおであるが、なんか不思議な気分だ。
世の中は景気がいいのか悪いのか?
新聞にも株価はさらに上がるのではというアナリストの記事が載っていた。
上がるんなら自分も株を少し買ってみようかという気になるが、買ったら下がりそうで今は静観している。