町内駅伝大会

今朝見た夢
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こんにちは。まさおです。今日は今朝見た夢の話です。


近所の見慣れた公園。広さは野球グランドの内野くらい。そんなに広くはない。

時折2,3歳くらいの子供が遊んでいる傍らで母親が優しいまなざしで見守っているという風景を見かけるといったような平和な雰囲気の公園。

その大して広くない公園に大勢の人が集まっている。近所の人、知り合い、会社の関係者などと老若男女問わず。

皆それぞれにジャージ、短パンにTシャツ、普段着などと運動会にでも来ているような恰好をしている。

お年を召された方ほど派手なジャージを着ているようで遠くから見ると色とりどりのジャージの人々が万国旗のようだ。

今日は地域の駅伝大会だった。一人500mから2kmくらい走る。1チーム5人。

私のチームは、私、会社の先輩、近所の中学生の女の子、会社のパートの50代のおばさん、あと一人は忘れた。

その公園をスタートし、町内を回って公園に帰ってくる。

ピストルの号砲と共に各チームの第一走者が走り出した。

わがチームの第一走者はパートのおばさんの田中さん。50代半ばでいわゆる大阪のおばちゃん風の押しの強さと人情の厚さを兼ね備え、そこに図太さと横着さがスパイスされた最強生物である。

厚化粧と鮮やかなピンクのジャージで人々の注目を集めている。

滑らかにスタートすればカッコいいのだが、田中さんは口は達者だが、太っていて運動は苦手だ。

スタート直後から他チームの第一走者に大幅に遅れている。次の走者に襷を渡せるのか心配になってくる。

第一区間は500mだ。田中さんは他のチームに大幅に遅れながらも半死半生でなんとか第二走者に襷を渡した。

わがチームの第二走者は近所に住む中学2年生のゆりえちゃん。ショートカットで目が細く、あまりかわいくはないが、細身で見るからに走るのが速そうだ。

中学の陸上部に所属していて800mの県記録を持つ将来有望なアスリートである。

ゆりえちゃんにわたった襷は羽が生えたかのように加速度を増した。前を走る他チームの第二走者をあっという間にごぼう抜き。

ぶっちぎりの一位となったゆりえちゃんは会社の先輩Kさんに襷を渡した。

Kさんは中肉中背で存在感が薄い。それなりにハンサムで、まじめで、温和でといいところがいっぱいある人なのだが、50近くなるのに独身である。

Kさんは襷を肩から斜めに掛けるとゆりえちゃん顔負けのスピードで走り出した。Kさんがあんなに足が速いとは知らなかった。いつもおとなしいKさんの全く別の顔を見せられ少しびっくりした。

と、なぜかゆりえちゃん、襷を渡した後もKさんと競り合うように走り続けている。結構いい勝負になっている。

Kさんもゆりえちゃんに負けたくないらしく本気になって走っているようだ。さながら男女混合マラソンの先頭争いのデットヒート場面のようだ。

Kさんとゆりえちゃんが第四走者の私の方へ向かって走ってきた。私はKさんから襷を受け取った。走りながら、襷をジャージのズボンのポケットに無理やりねじこんだ。

ここで目が覚める。

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