実家へ引っ越した

日記のようなもの
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こんにちは、まさおです。

今日は昔の日記を読みながらその頃のことを書いていきたいと思います。

日記をそのまま書いてもわかりにくいと思うので、日記を読んでその当時のことを思い出しながら書いていきます。

以下は2006年の5月に自分が長年生活した街から実家に引っ越すときの日記(のようなもの)です。

日記 2006年 5月某日

やっと実家に帰ってくることができた。

「やっと」というのは次のような小さな事件があったからだ。

引っ越しの荷物は引っ越し会社に頼んだ。

引っ越しの当日は午前9時に自分のアパートに来てくれるように頼んであった。

だが、その時間になっても引っ越し会社のトラックはアパートの前に現れなかった。

代わりに引っ越し会社から電話がかかってきた。

なにかトラブルが発生したことを告げられ(どんなトラブルだったか忘れてしまった)こちらへ来るのが午後になるという連絡だった。

自分の住んでいたその街から自分の実家までは結構距離があった。

引っ越し当日の早い時間に出発してできるだけ早く実家に到着したかった。

実家に到着したら、その日のうちに荷物の大雑把な整理をしておきたいと思っていたので。

アパートを出発する時刻が大幅に遅れるので当然自分の実家に到着する時間もおそくなってしまう。

アパートの契約期間の最終日を引っ越し日にしていたので、別の日に改めて引っ越すということもできなかった。

端の方に段ボール箱が積み重なり、がらんとした6畳間を眺めながら引っ越し会社のトラックが来るのを待った。

改めて自分の生活をしていた部屋を眺めてみて、広いなあと思った。

棚は分解してまとめ、机も分解してまとめ、布団も整理袋にまとめ、カーテンをはずし、荷物は段ボールに梱包しているの当然がらんとしている。

この部屋に引っ越してきたときに見た景色とよく似た景色がそこにはあった。


午後になり引っ越し会社のトラックが自分のアパートの前に到着した。

運転手と一緒に自分も荷物を積み込んだ。

全ての荷物を積み終わると入り口のカギを掛けた。

ドアのノブの中心に鍵を差し込むタイプ(シリンダー錠)だった。

不動産屋に寄って鍵を返した。このアパートに関する(ほぼ)全てが終わった瞬間で、なんだかさっぱりした(一区切りついて)のを覚えている。


引っ越し会社のトラックは最寄りのインターチェンジから高速に乗った。

トラックの助手席から複雑に立体交差する高速道路が見えた。

立体交差の向こうに自分の生活していた街のビル群が見えた。

「もうここに来ることはないだろうな」などとやけに感傷的になったのを覚えている(来ようと思えばいつでも来られる)。

それとともにやっぱり寂しい気持ちでもあった。

大学進学後9年以上住んだ街だったので(大学卒業後もその街に住み続けた)。

つづく。





今からもう15年以上前のことです。自分も変わったし、世の中も変わったし、当然その街も変わっています。

先日グーグルストリートビューでその街をうろついてみました。自分が記憶しているお店や建物がそのまま残っているのを発見しました。

懐かしく、なんかすごくうれしくなってしまいました。

変わったところも当然あり15年という歳月の長さをそんなところで実感してしまいました。

以上です。

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